Uber Eats の配達パートナーは稼げない？これから副業を考えている人へ

Uber Eats がアルゴリズムを変更したことで、自転車で配達しているスタッフの収入が減少したという話題が広まっています。

ただし、長期的にUber Eats で配達しているスタッフは、この変更が一時的なものである可能性も指摘されていますが実際はどうなのでしょうか？

アルゴリズムの変更があった？

2024年5月の連休明けくらいから、

「アルゴリズムの変更により自転車での配達がまったく稼げなくなった」

このような声がSNS上でポツポツと出てきています。

また上記のような投稿が多く見られており、少なくとも自転車での配達スタッフの収入に影響が出ているようです。

Uber Eats のアルゴリズム変更については具体的な情報が明らかにされていないため、変更内容や地域ごとの違いについては推測になります。

しかし、以前から自転車よりもバイクの配達員が仕事を多く受けていた傾向はあります。

例えば、自転車ではコストコの商品の配達が難しいなどの制約があるため、バイクの配達員に優先的に仕事が振られることがあります。

そのため、バイクのほうが稼ぎやすいとされています。

4月〜5月は新生活の始まりや気候の変化などの要素から、Uber Eats などの配達員の数が増える傾向があります。

注文数が同じでも、配達員が増えると一人当たりの仕事量は減ります。

このため、ベテランの配達員は競合の出前館やWoltなどの他の配達サービスや、マクドナルドのデリバリーなどの仕事を掛け持ちして稼ぐことがあります。

自転車での稼ぎにくさは一時的なものであり、将来的には元に戻る可能性があります。

Uber Eats の配達パートナーは個人事業主として扱われますが、2021年9月からは就業中の交通事故に対して労災保険の補償が適用されるようになりました。

ただし、この労災保険は完全自己負担型であり、会社側は負担しないため、高額な保険料で割に合わないと感じる配達員が多く、加入者はごくわずかです。

事故に遭った場合は保険による補償はありますが、配達員のSNS上では「保険を適用したらアカウントが停止された」との報告も見られます。

このため、一部の配達員は事故を起こしても適切に対処せずに逃走するケースが頻繁に報告されています。

特に自転車配達員の評判は良くないと言われています。

自転車への罰則が厳しくなることが予想されるため、Uber Eats の運営側が自転車を減らすためにバイク配達を優遇しているのではないかと考えている人もいます。

また、配達中の事故に関しては、運営のUber Japan に対して責任を求める声も高まっていることも事実です。

過去には、配達パートナーとUber Japan を提訴する事例もありました。

自転車での配達が稼ぎにくくなり、バイクでの配達に集約される可能性もありますが、自転車配達の報酬が徐々に元に戻る可能性もあります。

今後の動向に注視が必要と言えるでしょう。