2025年9月26日(金)に全国公開される映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、かわぐちかいじ原作の名作漫画をもとにした大規模潜水艦アクション映画の続編です。タイトル通り「北極海」が舞台となる本作は、その氷に閉ざされた映像のリアリティが注目されています。ロケ地は本当に北極海なのか?
そしてU-NEXTでの配信はいつからか?この記事では、ロケ地や撮影舞台裏、俳優陣のコメント、配信情報を徹底解説します。
映画の全貌とスケールの進化
本作は2023年に公開された『沈黙の艦隊』(第一作)の続編で、核武装した独立国家「やまと」の行動が、国際政治を揺るがす壮大な物語です。第2作である本作では、物語の舞台が“北極海”へと移行。冷戦時代の緊張を想起させる空間で、氷に閉ざされた緊張感あふれる潜水艦戦が描かれます。
監督は前作と同じく吉野耕平が務め、脚本には原作を大胆に現代化する工夫が施されています。特に現代の地政学的対立――北極海の資源問題や、海底ケーブル、環境変化への対応など――が映画に組み込まれており、物語は単なる軍事アクションを超えた深みを持っています。
北極海のロケ地:本物ではないが“本物よりリアル”な映像
観客がまず驚くのは、その映像のリアルさです。だが実際の北極海で撮影されたわけではなく、カナダ北部のバフィン湾沿岸、アイスランドの氷河地域、スコットランド北部の険しい海域などがロケ地として使用されました。
地元漁業関係者の協力により、氷の割れ目や薄氷の移動などの映像をドローンで長時間収録。これをもとに、氷の厚みや海流、光の反射などの細部をCG合成で強化することで、まるで本物の北極海で撮影したかのような臨場感が完成したのです。
VFXを担当したCREDEUSは、「ロケ素材とCGの融合で、現実には不可能な撮影も“本物にしか見えない”形で実現した」と語っています。
原作との違いと“北極海”という象徴
かわぐちかいじの原作では、主要な戦闘シーンは太平洋や南極近辺が舞台ですが、本作ではそれを“北極海”に移すことで、以下のような意図が込められています:
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冷戦の再来:北極海は米ロ中の軍事的接点であり、リアリティのある舞台設定
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気候変動の象徴:氷が解けつつある現実が、緊迫感を増幅
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地政学的孤立空間:周囲から孤立した閉鎖海域=潜水艦戦の舞台に最適
これらにより、“北極海”というロケ地はただの背景ではなく、作品テーマそのものを象徴する存在となっています。
Amazon Prime Videoでの配信時期と特典映像
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、あくまで予想ですが2025年12月中旬以降にAmazon Prime Videoで配信される予定です。配信では以下のコンテンツが予定されています
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映画本編(フルHD/4K対応)
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撮影メイキング(20分以上)
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大沢たかお×吉野監督の対談映像
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北極圏の地理解説・地政学ミニ特番
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潜水艦内部の3Dモデル解説
Amazon Prime Videoでは前作『沈黙の艦隊』も配信中のため、両作をまとめて視聴することでストーリーのつながりや演出進化がより明確に楽しめます。
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SNSファンの声と考察
公開に先立ち行われた試写会では以下のような声が多く見られました:
「北極海の空気感がスクリーンから漂ってくる。大沢たかおの演技が震えるほどリアル。」
「CGってここまで進化してるの?氷が砕ける音すら体に響いた。」
X(旧Twitter)では「#沈黙の艦隊北極海大海戦」が一時トレンド入りし、特に映像と音響の臨場感が多く称賛されています。アニメや原作のファンからは「ここまでリアルに実写で描ける時代が来たのか」と感慨深い投稿も。
また、海外映画ファンのYouTuberからも反応があり、「Hollywoodを超える日本の潜水艦映画」としてレビューが増加しています。
まとめ
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、氷に閉ざされた海域を舞台に、国家と個人の決断を描く重厚な映画です。北極海を思わせるリアリティある映像と、出演者たちの体を張った演技、そして現代の国際情勢とリンクしたテーマが融合しています。
映画は2025年9月26日(金)より全国劇場公開、あくまで予想ですが12月中旬以降にはAmazon Prime Videoで配信。特典映像やメイキングも充実しており、劇場で観た人も見逃せません。原作ファンも初見の方も、この映像体験をぜひお楽しみください。
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