最近では、YouTubeやTikTokなどの動画配信プラットフォームを利用して動画配信を行う人が増えてきました。
特に、YouTuberを中心に動画配信が職業として認知され、副業として動画配信を行う人の数も増加しています。
バーチャルYouTuber(VTuber)も、動画配信やライブ配信などを中心に活動していま須すが、VTuber業界でも副業の機会が増えつつあります。
最近の動向では、リアルとバーチャルの両面を取り入れるVTuberが増えており、2024年に入ってその動きが加速しているとの情報もあります。
さらに、VTuber業界で成長中のエンターテイメント企業がエージェントサービスを提供し、VTuberへの求人情報も出ていることが確認されています。
この記事では、VTuberが副業として可能か、VTuberになる方法や注意点などについて解説します。
VTuberに興味がある人や、副業として始める予定の人はぜひ参考にしてください。
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VTuberとは?
VTuberとは、Virtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)の略称で、デジタルアバターを使ってYouTubeなどの動画配信サービスで活動するユーザーのことを指します。
デジタルアバターは2Dや3Dのキャラクターであり、キズナアイをはじめとする人気VTuberによって広まりました。
VTuberは動画投稿だけでなく、ライブ配信や音楽活動、アイドル活動など多様な活動を行っており、企業も広告やPRにVTuberを活用しています。
他のジャンルでは別の呼び名があることもあります。
名前 | |
---|---|
バーチャルユーチューバー | VTuberの語源。Vチューバーとも呼ばれる |
Vライバー | 動画配信ではなく、ライブ配信をメインとして活動している |
VRアイドル | バーチャルキャラクターでアイドル活動をしている |
VTuberの収益は?
VTuberの収益の仕組みは基本的にYouTuberと同じで、広告収入が主な収益源となっており、広告収入は自身が制作したコンテンツに広告を表示することで得られます。
収益は広告の種類や投稿内容、ジャンルによって異なります。
収益化の条件は動画配信サービスによって異なりますが、一般的なYouTubeの場合は登録者1,000人以上と再生時間の合計が4,000時間以上が必要です。
収益はチャンネル登録者数や再生回数に応じて発生し、YouTubeでは1回の再生に対して約0.1円程度の収益が得られます。
広告収入以外にも、YouTubeでは投げ銭というシステムがあり、これは視聴者がライブ配信中にコメントから直接お金を送る方法です。
また、人気が出るとキャラクターのグッズ化や企業案件などの収益化の機会も増えることがあります。
これらの方法によって、VTuberは多様な収入源を得ることができます。
VTuberの動きの仕組みとは?
VTuberのアバターを動かすために重要なのがモーションキャプチャシステムです。
モーションキャプチャは、表情や動きなどを読み取るシステムであり、アバターが人間のようなリアルな動きを再現することができます。
モーションキャプチャシステムは、専用の機器を身体の各部位に取り付けてカメラで動きを読み取る方法が一般的です。
しかし、最近ではVR機器や専用のWebカメラからも動きを読み取ることができるシステムも登場しており、モーションキャプチャの性能はますます向上しています。
モーションキャプチャシステムは、人の動きだけでなく表情の変化も読み取ることができるため、喜怒哀楽などの感情も豊かに表現することができます。
これにより、VTuberのアバターはよりリアルで魅力的な動きを実現しています。
VTuberの仕事内容とは?
VTuberの仕事は、YouTuberと同様に動画配信サービス(主にYouTube)に動画を投稿することですが、VTuberは自身の姿ではなく、バーチャルキャラクターが動画に登場します。
VTuberは自由にキャラクターを動かすことができ、自分の声を吹き込んでキャラクターが生き生きと活動します。
動画ではキャラクターが歌やダンスをしたり、ゲーム実況を行ったりすることが一般的ですが、最近ではライブ配信も主流となり、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションを取ることができます。
ライブ配信では、視聴者との距離感が近く、コメントなどを通じてリアルタイムに交流することができます。
VTuberは視聴者とのコミュニケーションを大切にし、魅力的なコンテンツを提供することでファンを増やしています。
副業VTuberは可能?
VTuberの活動は副業として行う人もいますが、本業の就業規則に副業禁止規定がある場合は原則としてVTuberも禁止されています。
VTuberは周囲にバレる可能性は少ないですが、収益が発生した場合は自己申告が必要となり、税金関連で会社にバレる可能性もあるので、バレずに副業でVTuberを行うことは保証されていません。
また、副業を行う際には本業に支障を与えないよう注意する必要があります。
本業の機密情報を漏らしたり、本業に関して配信内で話すことや会社の信用を損なうような行為は避けるべきです。
慎重に行動し、法律や会社のルールを守ることが重要です。
副業からでも本業に移行可能
VTuberは副業から始めて本業にすることも可能ですが、人気が出るまでの道のりは困難です。
現在、多くのVTuberが活動しており、VTuberだけの収入で生活するのは難しいと言えます。
VTuber事務所も存在する
現在は多くのVTuber事務所が存在し、事務所のオーディションに合格することで所属VTuberとして活動することが可能です。
事務所に所属すると、アバターの作成や配信のサポートを受けることができ、より多くのユーザーに見てもらえる可能性も高まります。
事務所の数も多いため、自分のやりたいことを実現できる信頼できる事務所に所属することが成功の近道と言えます。
VTuberになるには?
VTuberになるためには、まず自分自身のキャラクターとなるアバターの作成と配信するための機材を揃えることが必要です。
機材の他にも、動画編集ツールや配信のための素材なども必要になるため準備をしておくことが重要で、動画投稿を中心に活動や、ライブ配信をメインとして活動しているVTuberもいます。
ライブ配信とは、生放送というライブ形式で動画を配信する方法のことで、リアルタイムでの配信が可能なため、ユーザーとコミュニケーションが取りやすく動画の編集の手間がかからないというメリットもあります。
ライブ配信中に投票ポールなどのインタラクティブな機能を取り入れることで、視聴者との関係性を深め、よりダイナミックで参加型の体験を提供することができます。
自分のアバターを作成
アバターには、
- 3Dモデル:3D技術で立体的に動かせるアバター
- Live2Dのイラストモデル:イラストがアニメーションのように動くアバター
このような2種類が存在します。
アバターの作成方法は、自作する方法とクラウドソーシングサイトなどに外注する方法があります。
自分でデザインしたり、好みのキャラクターを作ったりする場合は自作するのが良いでしょう。
また、マーケットツールやスキル販売ツールで販売されている2Dや3Dのモデルを購入することもできますが、VTuberのアバターにする場合は利用規約やライセンスに注意しましょう。
配信するための機材を集める
VTuberの配信には、編集するためのパソコンやスマートフォンが必要で、スマホアプリには無料で使える動画編集アプリもあるので、気軽にVTuberを始めることができます。
但し、パソコンの方が編集の自由度が高く、豊富な編集機能を提供しています。
ゲーム実況などを行う場合は、ゲーミングパソコンが必要になる場合もあり、そして、アバターを動かすにはキャプチャーツールが必要です。
専用のWebカメラを使用すれば、顔や体の動きをトレースすることができます。
自分の動きをトレースするだけであれば、手ごろな価格のWebカメラでも十分ですが、より多機能なWebカメラは価格も高くなります。
トラッカーは、全身の動きを反映してアバターを動かすことができる機器のことで、体の各パーツに特化したタイプや無線で利用できるタイプなどがあります。
これらの機材を体につけて動かすことで、アバターをよりリアルに動かすことができ、モーションキャプチャーデバイスは比較的手ごろな価格で利用できます。
また、録音や撮影のためにはマイクやカメラが必要です、他にも動画を編集するための動画編集ソフトやVTuber制作支援ソフトなども必要です。
近年では、スマートフォンアプリでもカメラ機能を使用して動きや表情をアバターに反映させることができるシステムやボイスチェンジ機能が搭載されています。
これにより、編集やアバター作成のスキルがない人でも気軽にVTuber活動を始めることができるようになっています。
アバターに声を入れる
アバターには、自分の声をそのまま使う方法やボイスチェンジャーを使って声を変える方法など、自分の好きな声を吹き込むことができます。
VTuberのメリットやデメリット
VTuberで副業を始めるメリットやデメリットについて解説していきます。
メリットとは?
VTuberのメリットは以下の通りとなります。
- 顔出ししなくていい
- バレる心配がない
- 好きなキャラクターになりきれる
VTuberの一番のメリットは、自分の顔を出さずに自分の好きなキャラクターで配信ができることです。
自分の容姿や自信に悩むことなく、自分が理想とするキャラクターになりきることができ、ボイスチェンジャーを使えば声を変えることもでき、性別や性格が異なる自分になることも可能です。
これにより、心配なく自分を表現できる環境が提供されます。
デメリットとは?
VTuberのデメリットは以下の通りとなります。
- 必要な道具や機材を用意する必要がある
- 画像編集や動画作成のスキルが必要
- コストがかかる
VTuberには、YouTuberとは異なり、必要な機材が多くあります。
ジャンルによって必要なスペックが異なるため、コストもかかることもあり、他にもアバターの外注には費用もかかったりします。
また、動画編集スキルやイラスト作成・編集のスキルなども必要となり、動画を完成させるまでに手間がかかるというデメリットもあります。
副業VTuberする際の注意点とは?
VTuberとして副業をする際の注意点について解説していきます。
トラブルに巻き込まれるかもしれない
VTuberとして活動する際は、思わぬトラブルに巻き込まれないように注意が必要です。
人気が出ると、VTuberの中の人について調査する人がいたり、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性もあるため注意しなければいけません。
事務所に所属している場合は、事務所が個人情報を守ってくれることがありますが、個人で活動している場合は自分自身でトラブル解決する必要があります。
動画が炎上してしまう可能性
VTuberとして活動する際は、自分自身の声を当てていることを忘れずに、配信時には慎重に発言と行動に気をつける必要があります。
不用意な発言や行動は、動画の炎上の原因となります。一度炎上してしまうと、イメージが損なわれ人気が低下する可能性があります。
自分の行動が不特定多数の視聴者に見られていることを常に意識し、社会的な常識を守りながら活動しましょう。
プライバシーの配慮
VTuberとして配信する際には、他人のプライバシーに対する配慮も大切です。
他人のプライベートな情報や誹謗中傷はプライバシー侵害や名誉毀損につながる可能性があります。
面白さやトーク力を追求する一方で、他人を傷つけることのない配信を心掛けましょう。
著作権の侵害に注意
動画配信にはBGMや効果音、背景などの素材が必要ですが、著作権のある素材を使用する際には許可を得る必要があります。
著作権の侵害は法的なトラブルの原因となりますので、フリー素材やライセンスのある素材を使用することが重要です。
法律に違反しないように注意しましょう。
まとめ
VTuberとして副業を始める方法や、メリット・デメリットについて解説してきました。
VTuberはYouTuberと同様に動画配信を行う仕事であり、アバターを使うことで自分になりきることができるため、副業としてもおすすめです。
バレる心配がないため、プライバシーが保護されます。
しかし、機材のコストや動画配信にかかる手間といったデメリットもあります。
副業としてVTuberになる場合は、本業に支障が出ないように注意し、会社の情報や個人情報の漏洩にも注意しましょう。
PIKAプロダクション
独自のボーナス報酬が充実しており、100名以上のIRIAMライバーが在籍しています。IRIAMでの活動に興味がある方は、ぜひ一度お話を聞いてみると良いでしょう。
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