副業ですぐに思いつくものに「内職」があると思います。
中々、外に出てまで働くことが難しい人やスキマ時間を活かして働きたい人にとって内職は魅力的でしょう。
そこで今回は在宅で収入を得ることができる「シール貼り」について解説していきます。
シールはりの副業とは?
シール貼りとは、その名の通りシールを製品に貼る仕事になるのですが、以下のように様々なシール貼りの種類があります。
- ダイレクトメールに宛名シールを貼る
- 製品に値札シールを貼る
- 製品に注意書きが書かれたシールを貼る
- バーコードシールを貼る
- 出版物の誤記に関する訂正シールを貼る
指定された箇所にシールを貼るだけなので、特に難しいスキルなども要らず、誰でもできる単純作業の仕事です。
シールはりで使う資材については、
- 宅配を使ってやりとりする
- 車を使って自分で取りに行き、できあがったらまた車で納品
主にこの2パターンで対応されています。
シール貼りは稼げるのか?
シール貼りの副業で本格的に稼ぐことができるのかどうかを解説していきます。
基本は出来高制
シール貼りの報酬の仕組みは、仕事をやった分だけ報酬が支払われる出来高制となっています。
仕事の経験を積んでいくことで、作業スピードが上がっていくため、稼げる額は始めた当初よりも上がっていきます。
また、シールを貼る商材によっても単価が異なってくるため、
- シール貼り1枚に対する単価×貼った数
このように報酬が決まるので、少しでも収入を上げたいのであれば、単価が良い案件を探しましょう。
シール貼り報酬の相場
シール貼りの相場は一般的に1枚0.1円〜1円くらいとされており、たまに1円以上の好条件もあるので探してみるといいでしょう。
1枚1円の報酬では、
- 10枚貼って10円
- 100枚貼って100円
- 1000枚貼って1000円
このように稼ぐことができる報酬になります。
シールを貼るスピードは、速い人でも1時間に貼れるのは「800枚〜1000枚程度」と言われており、時給に換算すると800円〜1000円くらいとなります。
始めたばかりの頃は、おおよそ半分くらい稼げたらいい方でしょう。
シール貼りの副業をするメリット
シール貼りの副業をするメリットを解説していきます。
完全在宅で働ける
シール貼り副業の最大のメリットは、完全に在宅で働けるという点です。
本業も副業も外で働くものを選んでしまうと、通勤時間などお金にならない時間が増え、単純に疲れも増加してしまいます。
シール貼りの副業を行うことで、どこかに通うと時間も副業に当てることができ、体力的にも無理をすることがありません。
また、小さなお子さんがいる家庭でも、保育園や幼稚園に行っている時間を有効活用できます。
未経験でもすぐに始められる
シール貼りの仕事は、特別なスキルや知識に資格なども必要ないので、仕事に応募し採用されたらすぐに始めることができます。
シールを台紙から剥がして製品の所定の位置に貼ることが基本で、発注者から貼り方の説明を受けるので、誰でも簡単に作業を進めていくことができます。
案件によっては、シールが小さかったり、特別な形状をしているものもありますが、丁寧にあれば問題なく、慣れてくることでスピードも自然と上がってきます。
好きな時間で働ける
本業を持っている人には、スキマ時間を活用して収入を得ることができるというメリットがあります。
時間制ではなく「出来高制」なので、決められた納品日までに作業を完了させればいいので、決まった時間に作業をしなければいけないという訳ではありません。
土日などの休日にまとめて作業したり、疲れていたり、体調が悪いのであれば作業をしないなど、納品日さえ守れば自分の好きなタイミングで作業ができます。
自分のライフスタイルに合わせて、工夫しながら稼ぐことができます。
人間関係の悩みがない
基本的に個人での作業となり、人間関係に悩まされることはありません。
例えば大勢の人が働いている環境だと、人間関係の問題はそこらへんに転がっているので、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうなんていうこともあります。
このような煩わしいトラブルも、在宅で行うシール貼りの副業では、人間関係のトラブルが避けられ、ストレスも溜めずに働くことができます。
シール貼りの副業をするデメリット
シール貼りの副業をするデメリットを解説していきます。
単価が安いので稼ぎにくい
単価が決して高くないので、たくさん作業をしたつもりでも、思ったほど稼げていないということがあります。
報酬額とは、単純に働く上でのモチベーションに繋がるので、あまり稼げないでいると作業効率も下がってしまうことになりかねません。
そこで、シール貼りは補助的な仕事と割り切って、月の報酬目標を定め計画的に作業を進めていきましょう。
細かい作業が苦手な人には不向き
シール貼りの仕事は、細かい作業になってくるので、手先を使った作業が苦手な人には向いていないかもしれません。
シンプルな仕事でありながら、
- シールを破損しないように取り扱う
- 指定された場所にきちんと貼る
このような点に注意しながら、集中して作業を進めていかなけばいけません。
もし、シールを破ってしまったり、間違った場所に貼ってしまうなどが多い人には、二度とシール貼りの仕事は任せてもらえないでしょう。
材料の受け取りに車が必要な場合もある
シール貼りの材料の受け取りは宅配でも可能な場合もありますが、自分の車で事業所や倉庫に行かなければいけないという案件も数多くあります。
倉庫や事業所がある場所が車必須のとこであったり、そもそも材料が多く人の手だけでは持って帰れないなどの量があったりします。
シール貼りの仕事を引き受ける前に、納品はどのような形で行うのか確認してから仕事を引き受けるようにしましょう。
作業スペースは必須
在宅で作業を行うため、ある程度の作業スペースを確保する必要があるため、中にはウチには作業スペースなんて作れないという人もいるでしょう。
スペースが必要な理由は、材料を汚さない、材料を紛失しないようにするためです。
作業部屋やスペースを確保できないようであれば、生活のスペースが不規則に区切られるため、日常生活に不便さが出てしまうかもしれません。
悪徳業者に注意
ほとんどの会社では問題なく働くことができるのですが、中には悪徳業者が混ざっている場合もあるので注意しなければなりません。
例えば、
- せっかく納品しても支払いがない
- 高額の機材を買わされる
- 有料の講習会に参加させられる
このようなことをする会社もあるので見極めが必要になってきます。
報酬がやたら高い、シール貼りに初期費用はいらないのに理由をつけて貰おうとするなど、募集の時点とは違うことがあれば、疑って仕事を受けないように心がけましょう。
まとめ
シール貼りの仕事は単純でスキマ時間を活用できるので、誰でも簡単に取り組むことができます。
通勤時間が必要なく、人間関係の煩わしさもなく働けますが、報酬は決して高いわけではありません。
生活費にプラスして稼ぐことができれば良いかなくらいの気持ちで取り組むと、今の生活が少し華やかになるかもしれません。
他にも自由な時間に働きたい人オススメの副業
現在スキルがなかったとしても、フランチャイズで開業するという手法もあります。
フランチャイズとは、本部に対してロイヤリティを払うこと加盟店となり、ブランドや看板を使用でき、経営ノウハウを学ぶこともできます。
個人でいきなり起業するということは、事業を軌道に乗せるまでの時間や失敗してしまうなどの難点があります。
そこで、従業員も雇わず一人で働くことができるフランチャイズに加盟して働けば副業として十分に成り立ちます。
ハウスクリーニングでは、店舗も構えることなく一人で仕事ができ、顧客獲得などのサポートが本部より受けられます。
おそうじ革命
高齢者世帯や共働き世帯の増加によって、ハウスクリーニング業界は好調となっています。
ハウスクリーニングは作業を始めると、一人で淡々と作業し依頼された場所を綺麗にしていくだけです。
開業前研修もeラーニンングも含めてしっかり行われるので、全くの未経験でも始めることができ、稼働時間も自分のペースで決めることができます。
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