『宅建』を活かした副業とは?未経験者でも可能か徹底解説

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副業

宅建をかすことができる副業は数多くありますが、未経験者やアルバイトでも可能なのか疑問に思う人もいるでしょう。

週一や土日だけ宅建士としてバイトや、資格を活かして在宅でスキマ時間に働くなど、様々な形で働くことができます。

そこで今回は、宅建を活かして稼げる副業や、注意点などを解説していきます。

 

 

 

宅建を活かせる副業とは?

宅建士とは「宅地建物取引士」の略で、不動産取引の専門家のことを指し、国家試験の一つで宅地建物取引士試験に合格する必要があります。

宅建の資格を活かして稼げる副業の種類と収入の目安について解説していきます。

 

独占業務の代行

宅建の資格を活かした副業として代表として「独占業務の代行」で、以下の3つの業務については宅建の資格が必須です。

  • 重要事項説明(法35条)
  • 重要事項への記名・押印
  • 契約内容記載書面(法37条)への記名・押印

不動産業者は、5人のうち1人は専任の宅建士を配置するように決められています。

中には宅建士が足りていないところもあり、土日や繁忙期のみ宅建士をアルバイトとして雇う業者もいます。

宅建士をアルバイトとして雇う場合、時給の相場は900円〜1,500円ほどで決して高額ではありませんが、休日だけの副業したい人向けです。

 

宅建講師

宅建士の資格は人気の国家資格で毎年20万人ほどが受験していますが、難関資格の一つなので独学での合格は難しいため予備校で学ぶ人もかなりの数います。

そこで宅建士の資格を得ることで、予備校講師や家庭教師として働くことができ、社会人対象であれば夜間講座が人気なので、平日は本業の後に講師としてはたらくことができます。

家庭教師であればリモートで教えることも可能で、資格試験講師としての時給は3,500円以上、家庭教師は2,500円ほどなので、普通のアルバイトよりも稼ぐことができます。

 

不動産の売買の仲介業

不動産売買の仲介業も宅建士の資格を活かせる副業で、一人でも不動産仲介業は行えますが、事務所を構える必要があるので、副業としては不向きです。

不動産仲介業で副業をする場合には、不動産会社と業務委託契約を結ぶほうが簡単ですが、報酬は完全歩合制のため慣れないうちは稼ぐまで時間がかかるかもしれません。

仲介手数料は法律で定められており、400万円を超える物件の売買では「売却価格の3%+6万円+消費税」となります。

 

Webライティング

Webライティングも宅建士の資格を活かすことができ、不動産関連の記事だけではなく、不動産売買や賃貸についての知識、物件選びのアドバイスなど様々な需要があります。

宅建士の資格を得ることによって、他のWebライターと差別化を図れ、仕事を受注しやすくなるはずです。

ですがWebライティングに慣れるまで、簡単に稼ぐことが難しいかもしれません。

報酬は文字単価となっており最初は1文字0.5円ほどで、経験をついていくことで徐々に単価の良い案件を受注できるようになります。

宅建士の資格を活かした場合、3,000文字の記事では約3,000円〜5,000円くらいの報酬で、月に10本くらいの執筆で5万円ほど稼げます。

ライティングだけではなく記事を監修する仕事もあり、他のWebライターが執筆した記事が正しいか宅建士として確認する仕事です。

 

YouTuber

YouTuberとして宅建試験の勉強方法を教える副業もあり、顔出しして動画で解説するほうが、顔出しなしとの信用度はかなり違いのでしっかり判断して決断するようにしましょう。

YouTubeで収益化できるラインは以下のように決まっているので、

  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 直近1年間に投稿した動画の総再生回数4,000回以上

収益化できるまでは、おおよそ半年〜1年ほどの時間が必要となりますが、一旦収益化されることで継続してお金を稼ぐことができます。

 

不動産投資

不動産投資とは、不動産を購入して第三者に貸し出し家賃収入を得る方法で、会社員や公務員で安定した収入があれば、金融機関に資金を借りて投資できます。

不動産投資は宅建士の資格が特別必要とはしませんが、宅建士としての専門知識が役立つでしょう。

新築物件か中古物件、都心部か地方、物件価格や条件、エリアによって利回りが異なり、他にも空室リスクや家賃滞納リスクなど、リスクがある面もあるので注意が必要となります。

不動産投資をする場合には、本業で得られる収入を考慮しながら慎重に無理のない範囲で行うことが重要です。

 

 

宅建士副業の疑問は?

man and woman with thinking expression

宅建士として副業で稼ぐ場合の疑問について解説していきます。

 

週一や土日のみの副業は可能か

宅建士として週一や土日祝だけの副業は可能で、資格が必要として仕事で高い需要があります。

根気よく仕事を探すことによって、思った以上の収入を副業で稼ぐことができます。

 

アルバイトの宅建士の副業は?

宅建士としてアルバイトで働くことはでき、オススメの働き方は独占業務の代行となります。

土日や繁忙期などの需要が高い時期なら、アルバイトも募集しており、一般的なバイトよりも稼ぐことができます。

 

リモートや在宅も可能?

リモートや在宅で働くこともでき、WebライターやYouTube、ブロガー、アフィリエイターなどで幅広く活躍できます。

インターネット上で数多くの情報がたくさんあるので、一度探してみてはいかがでしょうか。

他にも株や不動産投資も在宅が可能で、簡単に取り組むことができますが、リスクも伴うので注意しなければいけません。

 

宅建士の副業は未経験での可能?

宅建士の副業は数多くあるので、未経験でも実施可能で、やりやすい副業からチャレンジしてみましょう。

アルバイトであれば求人サイトで、Webライターや記事監修などはクラウドソーシングで探してみましょう。

 

 

 

宅建を活かす副業の注意点

宅建士を活かした副業を始める上で、注意しなければいけない点を紹介していきます。

 

宅建士の登録が完了しているかの確認

宅建士として働くためには、宅建士としての登録を済ませておく必要があり、以下の3つの要件を満たしておく必要があります。

  • 過去10年以内に2年以上の実務経験があること
  • または、国土交通大臣の登録を受けた機関で実務講習を受けていること
  • 宅地建物取引士証の交付を受けていること

実務経験や講習を受けなければ宅建士として働くことができず、実務経験がなければ実務講習を受け、修了試験受け合格する必要があります。

実務講習から宅建士登録の流れは以下の通りとなります。

  1. 登録機関に実務講習を申し込む
  2. 問題集やDVDが送られてくるので、自分のペースで学習する
  3. 申し込み期間の講習(2日間)を受講する
  4. 宅建実務講習修了証の交付
  5. 宅建士登録

都道府県に登録申請をすることによって宅建士登録が完了し、同時に証明発行申請を行って、登録証明書と宅地建物取引士証を手に入れましょう。

 

名義貸しは違法

不動産業界で宅建業務を行うには、一定数の専任の宅建士を配置しなけらばならず、急な退職などによって宅建士は足らずに宅建業務ができないようになってしまいます。

不動産業界はこのような要件を満たす必要があり、実際に働いていないが、会社の専任宅建士として名前のみ登録する人もいますが、これは名義貸しとあたり違法となります。

名前を貸すだけでお金を得るということは魅力的かもしれませんが、違法なので、それ相応のペナルティが課せられます。

折角得た宅建士も資格剥奪や、場合によっては逮捕されることもあるので、名義貸しは絶対にしないようにしましょう。

 

確定申告も必要

副業で20万円を超える所得になると確定申告が必要で、所得とは収入から必要経費を差し引いた金額のことです。

所得にはいくつかの種類があり、アルバイトなどで収入を得る場合は給与所得、WebライターやYouTubeなどで収入を得る場合は雑所得となります。

確定申告をすることで総所得が高くなり、課税金額も増えますが、必要経費や控除も申告できるので思った以上に税金が増えるということはないでしょう。

 

 

まとめ

宅建士の資格を活かした副業は数多くあり、特におすすめな仕事は「独占業務の代行」「不動産売買の仲介」などとなります。

在宅での副業を探しているのであれば、Webライティング、記事の監修、YouTuberも選択肢となります。

 

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